会長声明・意見

平成30年7月豪雨に関する会長談話

2018年(平成30年)8月3日
山口県弁護士会 会長 白石資朗

 このたびの台風7号および前線による豪雨(以下,「平成30年7月豪雨」といいます。)により,山口県内におきましても,岩国市を中心に,死者3名,負傷9名という人的被害のほか,住居の被害につきましても,全壊が13,半壊及び一部破損があわせて50,床上浸水,床下浸水は,それぞれ500以上という甚大な被害が発生しており,徐々に被災状況が明らかになりつつあります。
 亡くなられた方のご冥福をお祈りいたしますとともに,被害にあわれました皆様にお見舞申し上げます。
 山口県弁護士会(以下,「当会」といいます。)では,平成21年に防府の豪雨災害,平成25年には萩市須佐の豪雨災害を経験しており,これまで実施した自然災害による被災者への法的支援の経験をもとに,このたび発生した平成30年7月豪雨につきましても,被災者の皆様へ迅速かつ適切な法的支援をしていきたいと考えております。
 7月20日から27日まで緊急の電話相談を開始し,各地の法律相談センターでも,平成30年7月豪雨災害による相談につきましては,当面の措置としまして,8月末まで相談料無料とさせていただいております。
 また,6月28日時点において岩国市に居住しておられた方につきましては,法テラスによる資力を問わない無料相談も可能です。
 どうぞご利用くださいますようお願い申し上げます。
 当会では,今後も引き続き,被災者への迅速かつ適切な法的支援を実施してまいります。
 よろしくお願いいたします。
以上