さて、当会では、来る３月１９日に「宇部拘置支所の収容停止問題を更生支援・犯罪加害者の家族支援から考える」をテーマに、市民向けシンポジウムを下記のとおり、開催いたします。
参加方法は、会場またはZoomウェビナーによるオンライン配信を予定しておりますので、全国各地からのご参加が可能です。

令和４年９月１２日、広島矯正管区及び山口刑務所より、宇部拘置支所の収容業務を停止し、下関拘置支所に収容業務を集約することを突然通告されました。
宇部地区管内の事件には、主に宇部地区の弁護士が国選弁護人に選任されます。また、被告人のご家族も宇部地区在住の方がほとんどで、更生を支援する福祉専門職も宇部を含む県央の方が中心となって活動しております。宇部地区管内の事件の被告人が下関拘置支所に収容されることになれば、弁護活動はもちろん、家族による支援や福祉専門職による更生支援にも支障が生じることとなります。この問題を市民の皆様と一緒に考えていく必要があるため、本シンポジウムを企画させていただきました。


１. 日　　時　　令和５年３月１９日（日）１３：００～１７：００

２. 会　　場　　国際ホテル宇部　３階パール
　　　　　　　　　〒755-0047 宇部市島１－７－１　TEL：0836-32-2323
　　　　　　　　　※Zoomウェビナーによるオンライン配信もあります。

３. テ ー マ　　「宇部拘置支所の収容停止問題を更生支援・犯罪加害者の家族支援から考える」

４. 定　　員　　４０名（現地参加）

５. 申込方法　　チラシ（下記★よりダウンロードできます）に記載のＱＲコードから受付フォームに従ってお申込ください。
　　　　　　　　申込フォームのURL⇒https://forms.gle/9Rmeqj9ddBcPb3pn9
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　※申し込み締切延長（3月17日(金)13：00まで）

６．プログラム　受　付　１２：００～
　　　　　　　　開　会　１３：００
　　　　　　　　　　　　　開会挨拶（山口県弁護士会会長　田中礼司）
　　　　　　　　第１部　１３：０５～１３：５０
　　　　　　　　　　　　　宇部市の刑事事件における更生支援の実際
　　　　　　　　　　　　　　講師：佐々木愛美（社会福祉士）、講師：岡田卓司（山口県弁護士会所属）
　　　　　　　　第２部　１４：００～１４：５０
　　　　　　　　　　　　　基調講演　犯罪加害者の家族の支援について～被疑者・被告人とその家族との関係性の視点から～
　　　　　　　　　　　　　　講師：阿部恭子（特定非営利活動法人WorldOpenHeart理事長）
　　　　　　　　第３部　１５：００～１５：４０
　　　　　　　　　　　　　地方における司法アクセスの問題点
　　　　　　　　　　　　　１ 宇部拘置支所の収容停止の問題点とこれまでの弁護士会の取り組み　 報告者：藤井武志（山口県弁護士会所属）
　　　　　　　　　　　　　２ 地方における司法インフラの現状と課題(刑事施設の統廃合を中心に) 報告者：浜崎大輔（山口県弁護士会所属）
　　　　　　　　第４部　１５：５０～
　　　　　　　　　　　　　パネルディスカッション
　　　　　　　　　　　　　　【パネリスト】山本真邦（長崎県弁護士会所属）阿部恭子、佐々木愛美、浜崎大輔、岡田卓司
　　　　　　　　　　　　　　【コーディネーター】藤井武志
　　　　　　　　閉　会　１６：５５
　　　　　　　　　　　　　閉会挨拶（山口県弁護士会副会長　松田訓明）

★市民向けシンポジウム「宇部拘置支所の収容停止問題を更生支援・犯罪加害者の家族支援から考える」チラシ （ PDF / 2 MB ）